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2017/04/10

《ようこそジャパリパークへ》の分析

こんばんは。

昨日ライブをやって来まして、今日は二日酔いでした。

今回は初めて自分が作曲したものを演奏してみましたが、かなりムズムズしますね。全裸でステージに立つようなもんですよ、ほんとに。

ただ、ライブハウスのスタッフさんが「ブライアン・イーノとか聴きますか?」とか言って来たのは正直驚きでした。そして僕の曲をいいって言ってくれたのも嬉しかったですね。

またシームーンでゴリ押すかもしれませんので、その時はみなさんよろしくお願いします。

さあ、今日もドッタンバッタン行きましょう!!


オーイシマサヨシさんね。すごいよね。

「君じゃなきゃダメみたい」もいいな〜って思って聞いていましたが、今回の曲もすごい。

イントロ(0'00") 

何拍子なのか分からないホルンのアルペジオで始まります(実音表記)。

このファラドの音は、レバーではなく唇を調整して出すことができる音です。金管楽器は自然倍音列にある音を出すことができるんです。今回は割愛します。

鐘の音はファ、ド、ファの音を、そしてティンパニはドの音です。要するに、最初の部分はファラドで作られている、という訳ですね。このコード(F)は、この曲のトニックです。

その後はサビがほんの少しだけ出てきますね。サビ頭の曲は盛り上がるよな〜。ちなみに、この後のウホウホはクイーカという楽器を使って出しているそうです。ゴン太くんの声もこの音らしいですね。情報ありがとうございます。

Aメロ(0'14")

「高らかに〜」の部分ですが、少し凝った和音が並べられています。C7(#9)は前につべ動画で説明した緊急地震速報のコードでしたね。CとCmを混合したような和音です。


イントロはKey=Fでしたが、Aメロの最初はFmで始まっています。この後の部分もたくさん臨時記号が付け足されていますね。この臨時記号たちは「ブルーノート」と呼ばれており、ジャズやブルースなどの音楽で頻繁に用いられます。
 

2つある楽譜のうち、上がKey=Fの音階で、下がブルーノートが並んだ音階です。それぞれの音の並びを聴いてみると、随分と印象が変わっていることが分かりますね。
ところで、この曲のAメロに似た音の並びがsupercellの「ワールドイズマイン」の中にもあります。4'04"のギターとピアノの音ですね。

(ニコニコの埋め込みがなんかできないので、出来次第本家の動画に差し替えます…)

ド♭って言うのがアツいですよね。こうして少しずつ、他の曲との関連性も書いていこうと思っています。

Bメロ(0'25")

この部分の歌詞を拍通りに書いてみました。各段が小節に対応していて、太字の部分はアクセントの部分になります。このアクセントの部分ではシンバルとバスドラムが一緒に鳴らされています。

ものはいてもの
ものはいないー
んとのあいは

この部分で注目すべきなのは、「のけもの」の「の」ではなく「け」がアクセントになっているということですね。そうすることで、言葉遊びが隠れていることがほぼ無意識で分かりますね。

ちなみに、3小節間はアクセントが表拍にありますが「ここにある」の部分は裏拍にアクセントがあるので、シンコペーションになっていますね。

シンコペーションは疾走感、元気な感じを演出するために非常に効果的です。

サビ(0'38")

サビの最初2小節はシンコペーション、その後は表拍にアクセントがあるという対比がとてもいいですね。

シンコペーション内のアクセントにはアクセント記号をつけておきました。やっぱり賑やかな感じが出ていますね。もしシンコペーションじゃなかったら、相当芋くさい騒ぎになるはずです。
メロディーは上に向かって、ベースラインは下に向かう。こういうのを「反行する」ということがありますが、非常にバランスよく聴こえますね。ファソラシドと音階が徐々に上がって「ドッタンバッタン」で音がぴょんぴょん飛んでいるのもまた「ミソ」です(上図3小節目)。
「ゆうぐれぞらに〜」で何か物寂しい感じになりませんか? ここは「準固有和音」という和音が使われています(英語では何て言うんだろう)
元々はBなのにB♭mになっています。少し細かく言うなら、このB♭mは同種短調からの借用になっています。おしゃれですよね。

ちなみに0'34"からの「てを〜つないで〜だいぼうけん」も同じタイプの和音が使われています。

Cメロ(1'05")

コード進行は次の通り。
B♭M7 - C7 - Am7 - A♭7 - Gm7 - C7 - F - F7
よくある4536251の変形ですね。このループがしばらく繰り返されます。本来ならA♭7はDm7になるはずですが、AーA♭ーGという半音階を作るためにA♭7を置いているのでしょう。

ここの「ララララー」のリズムは、サビの最初の「Welcome to よー」までのリズムを使いまわしているように聴こえますね。あと、冒頭の鐘の音も使い回されていますね。
使い回す、と言うと少し聞こえが悪いですが、曲全体の統一感を出すために要素を限定することはかなり重要です。

そう言えば、この部分に限ったことではありませんがベースラインがかなりアツいですよね。

まとめ

・にぎやか、元気、そして疾走感のある曲ではシンコペーションが役に立つ

・要素は多くしすぎず、使い回すことで曲全体の統一感を出す


はい。こんな感じ。試験的に音を聴けるようにしたんですけどどうでしょう?

評判が良かったらこのスタイルでやっていきますね〜。

(個人的に0'24"の「ふっふっふー」が狂おしいほど好きなんですけど、誰か同意してくれませんか…)

分析リクエストも常に受け付けておりますので、何らかの方法でお知らせください。

それでは!


(追記)
演奏してみました→sm31150747